はじめまして、プログラマのTです。
この度、初となるTGSの視察に行ってまいりました。
目的地の駅から降りると、早速人ごみが。
どうやら向かう先は同じようです。
それにしても、これが全部ゲーム関係者かと思うと
何やら奇妙な心強さを感じました。
自分と同じ、遊び心に殉じる(?)人達がこんなにいるんだな、と。
会場に到着すると、薄暗い空間にブースの光輝く、独特の空間が広がっていました。
全体はかなり広く、どうしようかを考えた結果、
まずは1つのブースに長居せず、ザッと全体を見回ることにしました。
古参大手は人気作の続編、全体の3分の1を占める勢いのモバイル、
それらに追従するように、VR、MMO、動画配信、インディーゲームズ・・・
そんな風に見ていると、まるで業界の今をギュッと詰め込んだ縮図のようだなと思い
ました。
そんな中、個人的に目を引いたのは動画配信者の躍進でした。
ゲーム動画実況をしているブースがあったり、
YouTuberをゲームキャラクターとして取り込んだコラボアプリが展示されていたり。
最近、電車の中で、塾帰りの小学生が『はじめしゃちょー』の話をしていて
ちょっとした衝撃を受けたことを思い出しました。
YouTubeブースでは「有名配信者がプレイしただけで、ゲームのDL数が超伸びた!」
といった事例を紹介していました。
かく言う自分も、最近はゲームをプレイする時間より、ゲーム実況を見ている時間の
方が多く、それを見てゲームを購入したり、、、
「動画配信のしやすいゲーム」というのは、
今後、作り手が注目すべきキーワードかもしれません。
あとインディーゲームコーナーの横で行われていた、
SENSE OF WONDER NIGHT というイベントが面白かったです。
国内外の実験的・挑戦的なゲームデザインやアイデアを含んだゲームが紹介されてい
て、「これ、どうやって作ってんだ?」 と唸らされるゲームが多くありました。
生まれて初めてゲームを触ったときのような、新鮮な驚き・感動を与えてくれるの
は、実はインディーゲームに多いのです。
ゲーム作りを仕事に選んだ人間として、
こうした挑戦する心、言い換えるなら遊び心を、日々忘れないようにしたいもので
す。
https://www.youtube.com/watch?v=ivAC6iGsDGE
↑こちらからSENSE OF WONDER NIGHT の動画が見れます。興味がある人は見てみて下
さい。