はじめまして デザイナーのMです。
Oさんにつづき、私の方も、E3視察に関してのブログをかかせていただきます。
6月12日・13日、アメリカ・ロサンゼルスで開催されている、
E3(Electronic Entertainment Expo)へ視察へ行ってきました!
道行く見知らぬイケメンに唐突にかけられる Hallo!Nice to meet you!
日本ではあまり遭遇しない状況かとは思うのですが、道行く人がかなりの頻度で挨拶してきます。
大阪界隈でそんなことされた暁には全力で警戒してしまいますが、
そこはアメリカ。郷に入れば郷に従えで ハロー!センキュー!! とヤケクソ気味に返事をしながら
ロサンゼルス・コンベンション・センターへ向かいます。
Hallo!とThank you!愛想笑い さえ出来れば海外は乗り切れる!
...と、誰かが言ってた気が言ってた気がします。
全然そんなことはないんですけどね!
返事したが最後、弾丸トークが飛んでくるので。
助けてGoogle翻訳!
ものすごい速度でしゃべくり倒すネイティブを前にしたが最後、
I'm Japanese! I don't speak English well!! と、泣きを入れる羽目になるのですが、
私英語しゃべれないんです、と正直に言うと、
ゆっくり話してくれたり、わかりやすく話してくれたり、
日本語できる方を呼びに行ってもらえます。
自分がやりたいことをまず先に言って、反応が返ってくる。
空気を読んだり読まれたりなんてしない。ハッキリサッパリした良い文化です。
おかげで物怖じせずに、各ブースを回れた気がします。
プレスカンファレンスは日本に帰ってから、Yo〇tubeと相談するネ!!
(Dreamsが自分でゲームを作れるゲームで、ステージ・キャラ・音楽も作りたい放題、
ネット上で公開したりもできるトンデモゲームだなんて知りませんでした。
面白い!もう少し早く知りたかった!英語は常日頃から勉強すべきですね!)
巨大モニターの前にカーペットが敷いてあり、
各々思うようにくつろいでプレゼンを聞くことができます。
かなりリラックスして映像が見られたので、
言葉はわからなかったのですが、購買意欲がうなぎ上りでした。
余裕があるって大事だと思います!
青を基調にした広大なソニーブースもすごいのですが、
向かいの赤いブース、任天堂もかなり派手にプレゼンをしているのが印象的で、
スマブラ全員参戦!のムービーはかなり鳥肌モノでした。
長大なモニターをうまく使ってインパクトのある画面が構成されていたように思います。
ゲームシステムとハードを組み合わせたアイディアが光っているので、
個人的にゲームメーカーは任天堂が一番好きなのですが、
レッツゴーピカチュウは全日試遊締め切り状態、
スマブラとマリオテニスも1時間~1時間半相当並びましたが、
海外でも日本のゲームの人気があるのは見ていてとてもうれしかったです!
余談ですが、私が今ハマっているゲームのブースは盛大に閑古鳥が鳴いておりました。
タイトルは作品の名誉のために伏せさせていただきますが、
やはり、オープンワールドや自由度の高いゲームを好むアメリカでは、
無双系の、一本化されたルートのゲームは厳しいのでしょうか。
『日本のゲームは出せば売れる!』のではなく、
『日本のゲームでも売れるものはある』という事実がわかったのは、
かなり大きな収穫だと思いました。
売れ筋や傾向を考え、
なおかつターゲットにあわせて絵作りやシステム作りをするのは大事だと思いましたし、
そこはクリエイターとして空気を読むべきところですね!
空気を読むにしても、現地に行き、
その土地を旅してみないとわからないことも多く思いましたので、
皆さんも機会があれば、ぜひ、ロサンゼルスに行ってみてください!
末筆にはなりますが、貴重な機会をありがとうございました。