BLOG

2018 / 05 / 31

リアル乙女ゲーム

こんにちは、プログラマのSです。

自分で言うのもなんですが、私はあまり女子っぽくありません。
パンツスタイルばっかりだし(ヒラヒラ嫌い)、化粧も最低限。
かわいいものは好きですが、三度の飯より日本酒が好き。



イケメンもいいけど、きれいなお姉さんを見るほうが癒される…と、
我ながらもはやおっさんだと思う…。

そんな私ですが、家ではめちゃめちゃ女子的に扱われます。

髪を切れば、「良く似合ってるよ」
参観等でたまにスカートをはけば「今日の服とってもかわいい」
疲れたー、とソファーでぐだっとすると
「今日も一日よくガンバったね」のセリフとともに頭をナデナデ、
果ては冷凍庫からアイスやらチョコレートやらを持ってきて、
「甘いもの食べたら疲れとれるよ、はい、あーん」

甘々です。
そして気遣い半端ない。
セリフの枕詞に『お母さん』がつかなければ、完全に乙女ゲームの世界です。
……ああ、言い忘れましたが、これ、うちの次男5歳の日常です。
照れもなく、サラリとスマートにやる(言う)姿は、旦那といえど太刀打ちできません。
というか、旦那がここまでやったらむしろヒく(苦笑)

うれしいというよりも、どこで覚えたのか、とかなんでこのタイミングで言えるのか、
とか考えれば考えるほど?しか浮かばないのですが…
そんな困惑もある種のむずがゆさも恥ずかしさも通り越して、
最近は楽しくなってきて、もうされるがままになってます(笑)
乙女ゲームの主人公というか、お姫様??
日常ですが、なかなか非日常な感じです。

といっても、家の中がリアル乙女ゲームなのは一瞬で、
一日のほとんどは怒号飛び交う戦場。
そして、こんな甘々なことをしてくれるのも一時のことで、
数年経てば近寄るだけで「オカン、うざい」とか言うんですよ、きっと(笑)。
「大きならんとずっとこのままでいたらいいのに」と言ってた
私の母の気持ちが少しだけわかる気がします。

いつまで続くかはわかりませんが、もうしばらく『乙女ゲーム』を満喫しようと思います。