こんにちは。
映像制作課のDです。
前回ブロガ―のYさん同様私もアメリカ・ロサンゼルスで開催されましたE3へ視察へ行きました。
今回のE3はロサンゼルスのダウンタウンにあるLos Angeles Convention Centerにて開催されました。
フラットスクリーンで発表されたタイトルのプレカンファレンスやシアターは
youtube等で確認が可能なので、このブログでは会場の雰囲気や、
行ってみて感じたことを少し紹介したいと思います。
まず、会場周辺では、新作ゲームのコンセプトカーや、バスが丸ごと広告となっていたり、
中継車がスタンバイしていたりと、大規模なイベントの雰囲気を感じました。
物販や、一般参加者可能なブーステナントも張られていて、
ロサンゼルスの特徴でもあるカラっとした気持ちの良い気候の中で
スポーツ系の体験アトラクションなどが賑わいをみせてました。
また、入場前日の夜に開催地となるConvention Centerの近くを訪れたのですが昼とはまた違う雰囲気で、
ライティングされたポップやモニュメントがE3の規模の大きさと、
ワクワクする様なお祭り感を演出していました。
E3会場を訪れる前日に、少しだけ周辺を観光しました。
ハリウッド大通りに訪れた際、大通りに宇宙船の巨大オブジェクトが地面に突き刺さっていました。
E3開催に併せてバトルフィールドのプレスカンファレンスが開催されていたようなのですが
宇宙船から出るスモークや、スキャンダルやガードマン風の出立をした人たち。
更に号外が配られるなど日本ではなかなか目にする事のない
ハリウッド通りでも目を引くエンターテイメント性の高い演出が印象的でした。
今回のE3を回らせてもらい印象深かったことは、VRの情報ラッシュが非常に多かったことです。
VRゲーミングの世界はまだ始まったばかりですが
スマホVRが本格的なVRゲームに応用できる時期はかなり近いものだと感じましたし
技術的な発展が非常に速い分野であると感じました。
3D元年と呼ばれた2Dから3Dへ市場が以降した時代のように
VR元年として、これから予想を超えるほどの拡大を見せるのではないかと
今回のE3ではVRに対して、そんな期待を大いに持つことができました。
企業ブースの視察中に感じた事として、しっかりとファンに対してのプレゼンを成功させている企業は、
目でも明らかなほどの集客率で顕著に表れており、E3の数あるブースの中でも大きな存在感を放っていました。
ユーザーの望むものを提供し、ファンを得る。
シンプルかつ、モノ作りをする会社として当たり前なことですが、
やはりそこを抑えている事が企業としての活気と、
エンターテイナーとして大きな魅力に直結していると思います。
国内よりも遥かにビッグなエンターテイメントを肌で感じれた事は非常に大きな経験でしたが
今後VRのような新規参入のデバイスやジャンルが、どのような形のビジネスチャンスになるのか
来年再来年には我々を含むゲーム業界に、どのような挑戦をもたらすのか
非常に楽しみでもあり、いつでもビジネスチャンスに反応できるように
制作やノウハウのみでは無く、業界の流れを捉える為のアンテナをしっかり張っておくべきだと感じました。